Aの話を打ち切ってまで話すだけの価値がここにはある!!(・∀・)







事の発端は朝礼で言った専務の一言。



「突然ですが、退職します」



2017年2月25日。



この時20日にベテランの事務員が退職して、遂に事務の中で私よりも長く勤める事務員がいなくなった。



事務に入っていた森野さんと



私「遂に私より長い事務員がおらんくなった(´・ω・`)」



「そう言えばそうなるよね!?」



私「まぁまぁ寂しいなw

私、これ以上おらんくなられたら寂しくて死ぬわww」



そんな話をしていた。



専務は基本的には事務仕事をしていて、特別専務の部屋がある訳でもない。



責任者として、支店の中心として、言えば「代表取締役」として勤めている。



会社が設立した時からずっと会社を支えてきた人で、専務なくして会社は無い。



私「でも専務って今まで何人もこうやって送り出してきたんやんな‥。

私が専務やったら寂しくて潰れてまうわ(´・ω・`)」



「専務もだけど優花さんも長いからね。

仕方がないよ。

出会いの数だけ別れはあるよ」



私「分かってるけどさ。

寂しいのは、やっぱり私耐えられへんなぁ(´・ω・`)」



この寂しさを専務は何度乗り越えて来たんだろう?



私は基本、去る人間は追わない。



来るもの拒まず、去るもの追わずの典型の人間。



だからどんなに好きでも浮気をした元カレにも私から家を出た。



浮気をした時点で私の元から去っているから。



会社で辞める人間に対しても何も思わない。



「人には人の人生があるのだから」と。



だから私は引き留めもしないし、涙も流さない。



そもそも涙を流す程、行動もしていないww



「辞めるらしいよ?」



そう聞いても



私「そうなんや。

また人が減って大変になるな。

まぁ気張ろう」



私がする事は別れを惜しむ事じゃない。



別れた後、どこまでフォローが出来るのか?



しかない。



でも別れは寂しくて‥。



特に私よりベテランの事務員は今までの私を知ってくれていた。



今でこそ私は「余裕♪」と言ってそれなりの仕事はこなせるけれど、そうなるまでを知ってくれている人が居なくなる。



事務所は「優花さんに言えば大丈夫」とか「優花さんならやってくれる」と思っているし、私はしなければならない立場だけど



でも、私はそんなに強くない。



「これで私を知ってくれてるのは専務だけか‥。

専務も居なくなったら、私はどうなるんだろう‥」



考えただけで怖くなった。



私が今優花として居られるのは他の誰でもない、専務が居てくれたからこそなのだから。