私、優花の上げる「売り上げ」のお話しだぉ(・∀・)



業務以外での売り上げ誕生秘話なぅ!w







「優花ちゃん、企業から注文貰えんのやろ?

貰って来てぇや!!」



バカな事を言うな(・ω・`)



そんなもん、とっくの前からやってるよ。



だけど私達の業界にはムラがある。



今はただでさえ暇な時期でもあるのだ。



とは言え、このままじゃマズイ。



きっとマズイ。



だからと言って私が勝手に営業に出る訳にも行かないし..。




「忙しいけ?」



静まり返った企業の事務所で兄貴が煙草を吸いながら私に聞いてきた。



私「企業自体が落ち着いてんのに私が忙しい訳がないでしょw

あ、兄貴一本頂戴♪」



うん(・∀・)



最早ツレだわww

m9(^Д^)プギャー




「お前ん所干されたんやろ?」



私「へ?

何で兄貴が知ってんの?( ゚д゚)」



「何やかんや言うても狭い業界やからな。

しかも俺やし?」



私「はいはい┐(´д`)┌

でもマジで流石ッスね。



本間今ヤバイ位暇になってもて焦ってんスよねー..

実際違う意味で今一服してる場合じゃないもんね」



私に出来る事、何かないかな?(´・ω・)



会社の経営が成り立たないとは思えない。



だけどこのままだと人が続かない。



人が続かないと忙しくなり出した時、それこそいよいよ回らなくなる。



そうなる前に「今」何とかしないといけない。




…………。




そう言えば。



私「ね、兄貴って今でも営業って行くの?」



「俺け?

俺は今はたまに顔出す位やな。

営業は下のモンに任してる」



私が営業の仕事をしていた時、毎月の物品代は結構な額だった。



ホステスをしていた時もそうだ。



イベント毎にお金はかかった。



私1人であれだけの額、しかも個人相手だ。



私「社長から聞いたんやけどさ。

兄貴もチャラっちも会社相手の営業なんやって本間?(ºдº*)」



「まぁな。

個人でチマチマ営業すんのが向いてへんねん

俺等はな」



確か兄貴は言っていた。



「競馬で50万取ったから半分バラ撒いてきたw」



と。



その時の話の中で



「すごいですね」

「流石兄貴です」



そう言う人達の中でチャラっちと同じ反応だった人がまだ2人いた。



「誰と行った?全員け?」

「どこ行った?何して来てん?」



と。



私「もしかしてあの2人も兄貴達と同じ?」



「お前よぅ見てんな!?Σ(゚Д゚)

アイツ等だけちゃうけどな。

どうしてん?」



兄貴やチャラっちは別格だとしても、ここの企業の人達は仕事に対して貪欲だ。



Aやメガネ君達とは違う。



私「ね、得意先に営業に行く時とか手ぶらじゃないでしょ?」



「そらな。

….お前、何か企んでんのけ?」





(・∀・)ニヤニヤ



私「それ、ウチに頂戴!!」