入社してから2年も経てば自然と仕事も覚えるのは当たり前で
大体のこなせる仕事量も分かり出して
「これだけの仕事量なら会社をどの時間までには出て
この中で売り上げを上げるには、今日はこことここ!!」
と組まれた予定の中から更に予定を立てられるようにもなっていた私、優花(・∀・)
この頃から私は自分の売り上げを落とした事はない。
(`・ω・´)
そもそも「売り上げを上げろ」とは言われていたものの
最低限の仕事しかしない人達だったから、誰も売り上げを上げようとしてなかったんですよねww
(ノ∀‘){そりゃ上がって当然だわw
私は「どうせ行くのなら」そこで営業をかけて売り上げが上がれば会社の収益も上がるから一石二鳥なのに、何でみんなしないんだろう?(´・ω・)
程度で売り上げに関してとやかく言う事はなかったけれど
売り上げとして結果が数字で表れるのが“営業”の面白いところで
その結果は上げれば上げる程に会社の評価に直結する事は、営業の世界でしか生きた事がない私には十分過ぎる程分かっていた。
売り上げ1億の人間と、売り上げ100万の人間とでは言う事の内容は同じでも伝わる言葉の意味も重さも変わってくるし
受け取り側の耳を貸す体勢も全然違う。
「やりたくなければやらなければ良い」
だけど やるか・やらないか の二者一択があるのであれば
私はやった方がいいに決まっている と思っていますし
結果、売り上げをコンスタントに上げる事が出来るようになる頃には
社長は他の人の話よりも私、優花の意見を取り入れる事を優先させてくれるようになっていたし
ミーティングでも私の意見は最優先で通る事も多かった。
メガネ君や白髪さんは
「社長は優花ちゃんに本間に甘い」
で済ませていたけど、元々揉め事が嫌いであればマイペースな2人だから
文句を言いながらでも言われた仕事はしていたし
「私が甘やかされて羨ましいなら同じだけ売り上げ上げるといいよw
いつでも方法教えるよ?( ゚Д゚)」
と言っても
「売り上げは優花ちゃんに任せるわww」
と、自分の意見を通さない道を彼らは選んだ。
組織に属していて仕事に従事する者として「向上心がない事」はどうかとは思うけれど
私の考え方とは違う2人に私と全く同じになれ!
と言うのは生きてきた環境が違えば周りの人間も違うから、それは無理がある話であって。
「何でもいいからごちゃごちゃ言わんと言われた事位はさっさとせぇや!!」
と私に怒鳴られる事もあれば
私の場合ガチでモードに入れば“怒る”なんてレベルじゃなくて“暴れる”のレベルでw
メガネ君を本気で泣かせてしまった事もあるぉ(´・ω・)
言いすぎた(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
だけどそれでも彼らは私を責める事もなければ
今では不貞腐れて腐る事もなく。
私よりも年上なんだけど、当時のあの時の2人に言えるのは
「社員としての自覚が足りていなかった」
だけで
仕事以前の“そもそも”の話をそれこそ何十回、何百回と繰り返してる内に
一体どこで何が、どう伝わったのかは分からないんだけども何かが覚醒したらしくw
今では社員としての責任感を持った上で仕事をするようになった。
本人曰く
「特に何かを変えたって事はないけどなぁ……」
と言うけれど。
やっぱり人間、どこでどう変わるのかは分からない(*´・д・)(・д・‘*)ネー
だけど変えられるのは自分自身でしかなく
また、変わる為には行動する以外の他はない。
Aにはそれが出来なかった。