森野さん退職まであと少し(´・ω・`)







まさか私がこんな話を聞いたとは誰にも言えずw



私「まぁまぁ‥会社の人間ではないってみたいッス」



うん



他に何が言えるwww

m9(^Д^)プギャー




当然突っ込みどころしかなく



「じゃあ何で会社の車乗ってるん?
ガソリン代支払ってんのは会社やで」

「何で会社の人間じゃない人にあんな偉そうに言われるん?」

「ってかアウトソーシングって意味、あの子知ってんの?」



うん



私を詰めるんじゃない!!(# ゚Д゚)



私は確認した



私「専務の事嫌いか何か知らんけど、その理屈を通そうと思ったら嫌われるけどいいねんな?

一緒に飲んだからって言うて私は一切庇う気ないで?

んで自分の言うてる事って通らんで?」



下田は言った



「個人事業主って嫌われてなんぼでしょww

私には私ののやり方があるんで、着いて来れないならいらないッスわ」




うん(・∀・)



そもそもお前に付く人間は今いてないんだけどなww



お前の部下、一人もいねぇよw



ただ専務も森野さんも、その他の人も

社長が言葉足らずな事も理解していて順応するのは早かった



「社長が何考えてるんか知らんけどやればいいんやろ?w

専務も大変やんな!!」



そう言って素直に受け入れる会社の人が私は好きだし、森野さんも森野さんで下田の得意先へも足を運んだ



私「順応能力高過ぎるやろww」



そう言って喫煙所で煙草を吸いながら森野さんに言うと



「別に下田さんの為じゃないけどね♪

他の事務員も電話は受けるでしょ?

会社の事を考えるとしておく方がいいんだよ」



私「流石ねーww」



煙草の煙を吐きながら茶化したように言うと



「そう言えば”こないだ他の女の子も挨拶に来た”って言ってたけど誰だろうね?

そんなに挨拶に来なくてもいいのにって言われたんだよ」



私「ふぅーん‥専務じゃね??」



「若いって言ってたけどね

愛想が良くて綺麗なのに可愛い子だったんだってさw

誰だろうね?」



私「社長じゃね??www

私は行ってないからな!!」



うん



当然行くでしょww



下田がアホだろうと何だろうと、仕事の電話を受けるのが会社の事務員で発送までを行うのが会社のパートなのであれば印象を良くしておくに越した事はない



下田の為じゃない



会社の為でもない



会社に勤めている従業員の為でしかない



私「どう思った?行ってみて」



「良い企業だよね

きっとやり方次第ではもっと仕事もらえんじゃないかなぁ?」



私「やんな!!♪

取る??」



「狙えるんなら欲しいよね♪

優花さんはあどう思うの?」



私「愚問やなww」



「だね♪」



だけどあくまでも社長が下田に任せている企業



私達は社長に了承は得たものの、あくまでも取れた仕事は下田の成果としようとしていた



うん



私達、別に歩合でも何でもないからwww

(ノ∀`)タハー




ただ”面白い”からしているだけ



目の前に取れそうな仕事があるなら欲しい



つーか、取れそうになくても頑張れば取れそうなら欲しいww



下田には顔を合わせる機会が多い森野さんから説明してもらって、私と森野さんは仕事を貰えるように合間を縫っては代わりで足を運んだ



森野さんと営業を一緒にするのは初めてだったけど、森野さんの営業能力の高さには本当に驚かされて



やっぱり男性って言うだけで信頼もされるし話も聞いてもらいやすい



20代前半で私が悩んでいても仕方がない事を目の当たりにさせられた



だけど森野さんは森野さんで言っていた



「女の子の営業の強みはやっぱり愛嬌だよね

男には真似が出来ないから優花さんの営業力の強さが羨ましいよ」





この時が森野さんと仕事をしていて、私は一番楽しかった