後の話だけど下田はこう言っていたようだ



「優花さんは自分勝手で何も分かっていない」







うん



そんな事は会社の誰もが分かっているwww

m9(^Д^)プギャー




そしてその下田の話に頷けるのは社内に1人、Aしか居ない




下田は言う



「ベラベラ無駄口叩いて私の仕事が遅れてたんですよ!?

そりゃ怒って当然でしょ?」



「そんな無駄口叩くならさっさとやれって話じゃないですか」



「私、何も間違ってないですよね?

私は“ちゃんと仕事しろ”って、それだけっすわ」



(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン



なる程



“私の仕事が遅れた”な



だけど佐藤さんから話を聞いた限りでは、お前は以前にも専務に釘を刺されているだろう



会社の人間はお前の部下でも何でもなければ、お前は得意先の人間ですらもない‥と



そして事務所の人間には分かっている



どの企業に対して誰が窓口になっているのかを



だからこそ森野さんは事務の仕事をこなしながらも自分の担当企業のアフターサービスにも手を抜いていない事を事務所全体が分かっていたし、誰が何をどうして契約に至ったかなんて説明されなくても事務所にかかってくる電話を毎日受けていれば分かる事だ



だけど下田は知らない、分からない



外部の人間で事務所の事なんて見てもいないから、だ



私は黙って続きを聞いた



私「‥‥‥で!??」



「“で?”って‥他に何かあります?

仕事してない人間に仕事しろって言うただけッスやん

私間違ってないですよね?

これ以上に何か言う事ってあります?」



どうやら下田の言いたい事は終わったようだ



うん



心の底から思う



こんなバカに会社は振り回されなければならないのか? と(゚д゚)



確かに言っている事は正論だ



何も間違えてはいないだろう



会社には給料と言う形で仕事に対する対価をもらっている時点で、仕事はして然るべき事でしかない



その仕事を怠っていれば文句を言われても仕方が無い



けどな?



正論は誰が言っても正論で、誰も何も言い返せないものだと思うのは大間違いだと言う事をまずは知れ



下田は会社の人間ではない



そして仕事を取って来てくれる得意先でもなければ、会社の人間は下田とは何ら関係のない人間でしかない



寧ろ下田は“自分はアウトソーシングだから会社の人間ではないし社長の部下でもなく対等の立場だ”と言っていた



だけど下田は会社の名義の車で営業に回り、取って来た仕事は社長が雇っている事務所の人間に任せている



同じ会社の人間であれば事務所の人間もそこまでの不満が出る事もなければ、私も庇えた



だけど自分で「私はこの会社の従業員ではない」と唾を吐いた以上、下田は一人で



その時点で下田はあくまでも「やってもらっている立場」に過ぎない



それでも下田が月契約で社長に、会社にリース代として月々支払っているのであれば話は分かる



だけど、だ



下田の給料は会社から支払われている



うん



この時点で下田は会社の人間と何ら遜色はねぇwww



そしてここで残る会社としての社長に対する疑問



「何故下田をわざわざそんな形で雇用しているのか?」



答えは明白だった



うん(・∀・)



私は過去に下田と全く同じ仕事を“会社の人間”として行っていた事がある