社長?



怒らないぉ(・∀・)



何故なら社長も相当キレているからww

m9(^Д^)プギャー








「どうしたの?優花さん」



いつものトーンで入って来る森野さんから少し遅れて、白髪さんとメガネ君も事務所に入ってきた。



「何?何かした?」

「え?何かな?まだ仕事があるんやけど‥」



うん。



何かした?

でもなければ



仕事がある

でもない。



私「あんたら全員今日行った所、今言うて」



私、優花はまあ昔から言われるんだけど

特に目つきが悪いらしい(´・ω・`)
(視力は悪いけどw)



良くも悪くも喜怒哀楽が分かりやすいらしく

特に怒っている時の私、優花の怒りメーターは“目つき”で度合いが分かるとな(・∀・)



私には自覚はない。



目つきが悪い事も含めて(*´・д・)(・д・`*)ネー



けど、そこまで分かりやすいと周りが言うならば



分かるよな?



キレてるどころのレベルじゃない事。




メガネ君は社長の手元の日報に気が付いたようで



「え‥‥行った所って‥

その‥日報にある通りですけど‥‥」



私はメガネ君に対して机に置いてあるメモ張を投げた。
(足元だけどな!!)



私「日報の通りじゃない。

“言え”っつってる」



森野さんは全く話が読めないと言った感じだけど、普通に



「今日行った所だよね?

えっと‥どこ行ったかな?w」



と、その日の予定をそのまま告げた。



社長は森野さんの行き先と日報を照らし合わせていて



「これ、日報は順番は関係ないねんな?」



と事務員に確認を取った。



私「森野さんOKです。

次!!!!」



ここでようやく白髪さんも事態を飲み込んだようで



「今日は自分はここと‥ここと、ここに行きました」



と社長に向かって報告した。



社長の見ている日報と、相違はない。




私「メガネは?」



「メガネって‥一応私は年上やし先輩やし‥」



私「ぐちゃぐちゃ抜かすな。

これ以上キレさせたいか?

さっさと言え」



メガネ君は小さく「いえ‥」と言って



「‥‥私は今日はここと‥」

と、答えだした。



ここも社長の見ている日報と相違はない。




変わらず社長は黙っている。




私「へぇ。じゃあこの日報は何?

これあんたらの字やんな?



どう見てもあんたら本人が書いてるよな?

何を隠してんの?」



日報の記載に違いがなかったのは森野さんだけだ。



でも。




私「森野さん、3人が予定入れ替えてるって知ってたん?」



加担していなくても知ってて黙っていたのであれば、同罪だ。




それまでどんなに庇ってくれていても、守ってくれていても

一緒になって嘘を吐くような人間

私は今後一切関わりたいとは思わない。



森野さんは少し黙って



「そうだね。

知ってたか知らなかったかって言われると

知ってたって言わなきゃならないね」



と、私の目を見て言った。




クソ森野。




私「は!?お前もクソかよ!!!!」



あ―――――!!もう!!!!!



ヤバい。

これ私、結構泣きそうだぞ?



何これ。

何?これ。



別に私が間違っているなら、それはそれでいい。



そもそも何が正しくて何が間違いか、なんて事はやってみないと分からない。



でも、やらずに隠すのか?




やってみる と言う初歩の事すらもしないで。




情けないにも程がある。



マジで全員まとめて殴りてぇ..。



森野さんには勝てないだろうけどww

m9(^Д^)プギャー




勢いだけで何とかならないかな?



いやいや‥

やっぱりあの時の森野さんを見た限りでは無理だな。

(゚-゚*)(。。*)



結構ガチでそんな事を考えていたら



社長が静かに



「どう言う事や?

森野、説明しろ」



と、森野さんに話を振った。



森野さんは



「うーん‥。

言いにくいなぁ」



と言いながら



「ま、回りくどいのは嫌いなのでそのまま話しますね」



と前置きをして話し始めた。