私にはTが何を考えているのかなんてサッパリ理解出来なかった。



私を好きだと言うのなら

「絶対好きにされるから」

その約束を第一に考えて欲しかったし



「この人には約束を守る事は無理だ」

そう判断した私をさっさと手放して欲しかった。




「俺の事、絶対好きにさせるから」

と、豪語したTだったけど

実際にTが私にしてくれた事と言えば、それは私が望む事でも何でもなくて。



別に私は尽して欲しい訳ではない。

貢いで欲しい訳でもない。



カッコいいだけの人と付き合いたい訳でもなければ

顔だけは良かった(*´・д・)(・д・`*)ネー

お姫様扱いをされたい訳でもない。



「好きな女の前だと恰好付けたくもなるだろう!!」

(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン

分かる。

分かるよ。




今ならねwww




でも当時の私、優花にはそんな事は分からない。



私が当時好きだった人は嘘なんて吐く事もなく
(今カッコつけた(●Д●)!って時はあったけどww)



“嘘を吐いて人の気を惹く”なんて事は無縁の世界で生きてきたし

(ノ∀`){今も昔もこのまんまww



「嘘を吐いてまで」

「嘘を吐かなければ」

気を惹けない気持ちは私には分からなかったし

多分男女の関係になれば、きっと今でも余計に分からないと 思う。



更に私、優花は「嘘」に輪をかけて



有言実行しない奴が

死ぬほど嫌いって言うwww

(๑•̀ㅂ•́)و✧





「絶対に好きにさせる」

って言ったんであらば好きにさせろよ!!!!

(*´・д・)(・д・`*)ネー



「お前を絶対世界で一番幸せな女にする」

と言ったんであれば

せめて殴らせるなよ!!!!



(ノД`)・゜・。



勿論TはTで色々と努力はしてくれたのかも知れないし

実際休みを合わせて私が行きたいと思う場所には連れて行ってくれていたけど。



(´ε`;)ウーン…

思い出せば罪悪感に変わる位、本当に私の我が儘や希望は聞いてくれてた!!!!
(`・ω・´) シャキーン




本当、今思ったけどwww




でもTの言う「好きにさせる」って言うのは全て私が思っている事とは違っていて

“じゃあ何を望んでいた訳?”

と聞かれれば、その「何」は分からないんだけど



でも私、優花は ただただ私の希望を聞き入れて欲しい だけじゃなくて

泣いて縋っての気持ちを証明して欲しい 訳でもなくて



ただ私が望んだ唯一の事。

そこを徹底してくれていれば、また結果は違っていたのかな?

と。



きっとTが私から受けた傷は21~22歳にしては激し過ぎただろうし

(*´д`*){でも多少の事なら同時なくなったってよ!!w



TにはTのいい所もあったかも知れないけれど

「好きになってもらえるように頑張るから!!!!」

と言って泣いて縋る、そのTの言葉でさえも

私にとっては“嘘”でしかなかった。



今思い出しても私がTに望んでいた事は、一貫してただ一つ。




嘘を吐くな

だけだったのに。