私、優花は「正しいか正しくないか」なんて考えられる程、頭が良くはありませんw



だから自分が言う事、自分の行動が間違ってるのは大前提だけど



嫌なものは嫌なんだもんっ!!(・∀・)







Aのキレ方にドン引きな専務と森野さんだけど



そこに被せる私に更にドン引きな二人www

m9(^Д^)プギャー




Aは顔を真っ赤にして、目に涙を溜めながら私の目を見ていた。



AはAでギリギリなのかも知れない。



だけど私には、散々「自分なら出来る」と今まで白髪さんやメガネ君を見下した発言をして来たAが許せない。



「優花さん、もう分かったから!!

本当、早く行きな?」



森野さんは私の腕を引いたけど、私はそのままAを直視したまま



私「お前が散々今まで見下して来たあの二人な。

今お前より仕事出来て、お前より強いから」



そう言った時、Aは泣いた。

多分ガチで。



「‥もう!!

専務、優花さん出発させて!!」



そう言って私の腕を離した森野さんはAの腕を掴んだ。



「A君、ちょっと向こうで話そう?ね?」



「優花ちゃん、A君はもう話出来る状態じゃないしもう行き?

お客さん待ってるから」



専務も森野さんも私とAを宥めるように話す。



私「本間に行くわ(゚д゚)

つーか、今のままじゃガチで回りきらん!!」



こんな事してる時間、ガチでないから(ヾノ・∀・`)



車に乗って出発しようとした私に、Aは森野さんの手を振りほどいて駆け寄ってきた。



「俺は誰よりも仕事してる!!

何でそれが分からへんねん!??」



と叫んだけれど



私「誰よりも仕事してるなら分かるよな?



私が今からどんだけの件数回るんか。

お前みたいに暇ちゃう事も、専務も森野さんも忙しい事も。



誰よりも仕事してるなら相手の立場になれるよな?

それが分からん限り、お前はクソじゃ。」



Aの望む言葉は私、優花にはかけられない。



自分の望む言葉をかけて欲しいのなら、かけてもらえる位に成長するか



自分よりも程度の低い人間を探した方が早いのに(´・ω・`)



またキレそうなAを森野さんは無理やり私から離した。



「A君、もう止めろ!!」



「森野さん、A君連れて行って!!」



Aは森野さんの手によって無理やり連行されて行ったww



ん?(・∀・)



当然力づくでwww



「痛い!!」って叫んでたからな┐(´д`)┌




しかし..。



ここまで話にならないものかね?(・ω・`)



いや、前からだけど特に酷いな。



特に引っかかるのが“分かる人間がやればいい”って



言ってる事はごもっともなんだけど、アイツの場合使う場面を間違えている。



あの言葉の本質を理解した上で言ってるとは思えない。



一体Aはあの単語をどこで覚えてきたんだろう..?



Aに言ったのは誰だ?(´・ω・)



アイツあのままじゃ自分が出来ていない事を棚に上げて、今より更に輪をかけて酷くなるな。



「分かる人間がやればいいだけやのに、誰もやらん」って。



分かってもらうには分かってくれるように提示しないと、そもそも話が成り立たないのに。



しかも「分かる人間がやればいい」と言うのはやってもらう側の言える言葉じゃない。



何かしらの行動を起こす、やる側の人間が言える事なのに



どこかで覚えたにしろ、アイツの思考回路はどうなってるんだろうか?



つーか何年も前からそもそもを噛み砕いてAには説明してきてたんだけどな(´・ω・`)



あーでもない、こーでもないと考えていると私の会社の携帯が鳴った。





着信    社長