私の勤める会社では



3ヵ月続けば大丈夫!!



と言う、よく分からないけれど何故かその通りになると言う七不思議がある(・∀・)

(ノД`){私の業務では1ヵ月持たないぉーww





いつも新人が入っても早ければもう、朝礼を受けた後に姿を消すような人もいて



社長が雇用するのに厳しくなった(*´・ω・)(・ω・`*)ネー



会社の売り上げも上がって紹介でのお客様も増えて会社がまた一つ大きくなろうとしている時

社長はその時の一番忙しくなる時に人を採用する。



普通なら忙しくなるのが分かっているんだから、暇な時期に人を採用して育てておいて

忙しい時には即戦力になれるように育てるものなんだけど



社長の考え方では「忙しい時に逃げ出すような男は最初から必要ない」らしく、確かに今の会社は忙しい時と暇な時のアップダウンが激しいから

暇な時が当たり前になって忙しい時に戦力になるはずなのにならないような人間は、私も同じく必要ない。



別に忙しい時でも人は育つし(*´・ω・)(・ω・`*)ネー



私よりも10歳年上の働き盛りで入社した森野さんと言う男性は大人しそうな、でも人の良さそうな男性で

以前は営業の仕事をしていたので営業の経験はあるけれど、私が働く業界のような仕事は初めてだと言う。



だけど仕事を覚えるのがとても早くて



道を覚えるのは基本中の基本だけど、それに加えてお客様の顔と名前を覚える事。

取り扱っている商品を覚える事や、基本的なマナー。




会社を出るまでに何を確認して何を準備して
どのタイミングで会社を出発するのか



その全てを覚えるのに、1ヵ月を要さなかった。



私達の仕事は基本的には誰にでも出来る仕事で

個人の能力にもよるんだろうけど、それでも1ヵ月で覚えると言うのは早い。



そして森野さんは営業の仕事をしていたからか、売り上げが上がり出すのも早く、2ヵ月も経たない時からはもう



「優花さん、お客さんに今日どっちの商品がいいか聞かれてこっちを勧めたんだけど、今調べたら他にも似たような商品があったんですね。

僕、こっちを勧めてきちゃったんだけど問題なかったかなぁ?」



と聞いて来るまでにもなっていて



私「あー……あのお客さんやったら見栄えに拘るから、それやったらこっちのカタログに載ってるこの商品。

同じ金額の商品の中でも一番見栄えがいいから、これ教えてあげた方がいいかもですね」



と言えば



「そっか。こんな商品もあるんだ。

じゃあ今から訂正してきますね。

ありがとうございました♪」



……今から??(´・ω・`)



それを隣で聞いていたAは



「今から行かなくていいですから、他の仕事をして下さい!

優先する仕事はそれじゃないです!!」



お前嫌な先輩だなw

m9(^Д^)プギャー




私「オイ、コラ‥」

「行かないですよ?電話です♪」



Σ(゚Д゚)

へぇー。



私「森野さん、ちゃんと連絡先聞いてたんですねぇ♪」



「うん。僕まだ新人だからね。

この商品よりもいい商品があるかも知れないので確認してくるから連絡聞いといていいですか

って言ったら相手から名刺くれました♪」



(。_。(゚д゚(。_。(゚д゚ )



普通の事だww



だけどこれをいつまでも出来ない男がここに一人。





この時から、Aは少しずつ狂い始める事になる。