私、優花はしつこいです(・∀・)
森野さんとメガネ君にも手伝ってもらって何とかその日の仕事は終わらせる事が出来たけど
私、優花の話は終らない。
今回Aが出したクレームの原因はただ一つ。
Aが何とかしようと思えば出来たのに、何とかしようともせずに
企業に対して自分の都合に合わせた事。
ならばAはどうするべきだったのか? となれば
誰かしら連絡をして、全体を把握して用意出来そうな人間がいれば用意して行ってもらうべきだったし
実際にそれが出来る体制は取れていた。
そしてそれ以前に
Aは私、優花が自分の抱える企業用のカタログを一通り揃えて持ち歩いている事は知っていた。
私の代わりをするのであればこれ位は持ち歩いていて然るべきだし
持っていなかったならいなかったで、私に一本連絡すれば良かっただけの話で
それさえすれば森野さんとメガネ君を振り回す事もなければ、企業を怒らせる事も無かった。
怒らせさえしなければ社長に連絡が入る事も、出入り禁止になる事も無かった。
Aの中の優先順位がどうなっていて今回の事態を招いたのかの原因が分からなければ
Aはきっとこの先続ければ続けるだけ、Aの行ける場所はなくなっていく。
何しあの企業であの常務相手に訳の分からない逆ギレが出来る位だからなww
m9(^Д^)プギャー
(´・ω・){見た目が最早カタギじゃないぉ
私が会社に戻るとAを含めて全員が戻っていて
A以外の森野さん、メガネ君、白髪さんが出迎えてくれた。
私「お疲れ様でしたぁ!♪
森野さんもメガネ君もありがとうー!!(´;ω;`)」
「何か大変やったんやって?何にも出来ひんくて申し訳なかったね」
いえいえ、良いですよ。白髪さん。
「優花ちゃんの方は大丈夫やったんかぃな?」
だって私は優花だよ?余裕!!w(๑•̀ㅂ•́)و✧
「流石です。お疲れ様でした♪」
癒されるわーーーーー!!!ww
(*´д`*)アハァ
出迎えてくれるのはいいけれど、肝心のAの姿がない。
私「……Aは?」
「事務所にいるんじゃないかな?」
( ー̀дー́ )チッ!
(↑ 舌打ちをされるとキレるけど自分はする奴)
私「何してんねん。アイツ。
誰か何か今日の事ってAから聞いてる?」
Aが企業を出入り禁止になったとなれば
それはAだけの問題では済まない。
元々Aは行く機会事態が今までは行かなくて良かっただけで、行かなければならなくなる時があるかも知れないけれど
その時が来てもAは行けない、と言う事になる。
Aが行かなければいいだけだと言う話ではない。
だけど
「社長から優花ちゃんが固定で行くようにお達しが出たって話やね?」
!?(゚д゚)
「あの企業の人達、本当優花さんのファンだよね♪」
!??( ゚Д゚)
私「みんな何て聞いてんの?
何があったか聞いてる?」
(´・ω・){嫌な予感がするぉ
「え?だからカタログが欲しいって言われたけどA君は持ってなかったから、持ってる優花ちゃんが行ったんやろ?」
「A君が行ってる事が社長の耳に入って、優花ちゃんに行かせろってA君が怒られたって?
社長も今更?って感じやけどw」
・・・ほおぉぉぉ。
私「A、あの企業出禁になったから」
「「「え!?」」」
私「メガネ君、A呼んできて。
ミーティングするから」