人間は成長する生き物です。

成長しないのであればそれは最早、人ではない。



By優花(・∀・)





我ながらよく5年もそんな仕事内容を続けていたな、とは思うんですがw

私がただただ健気に



「いつかあの人は出来るようになるんだぉ!!(´;ω;`)」

と支え続けた……。




(ヾノ・∀・`)ナイナイ




私、優花は人は成長するものだと思っています。




「誰かが出来る姿を見せないと、あの2人は成長せぇへんと思うねんな。

でもあの2人にとって優花ちゃんは特別で、優花ちゃんがいくら売り上げ伸ばしてもお客さんを持ってても

“私と優花ちゃんは違うから”

って言うねん。それがあの2人やねん。」



他の2人、白髪さんとメガネ君と顔を合わせて会話をする時間は私よりも圧倒的に多くて長く

また、社員としての立場と私の先輩である事、そして男性だと言う同じ立場だからこそ聞く2人の“やらない理由”。



それは毎回Aを通して私の耳には筒抜けで

私「どんな理由やねん!!」

と、とにかくAが出来るようにさえなれば、それが全体的な底上げに繋がるものなのだと疑う事もなく。



A「白髪さんが会社に残ったら白髪さん、事務所にばっかりいてて商品の在庫の管理を全然してないから

外に出ても自分が管理するしかないから売り上げ上げるだけの時間がない」

そう聞けば私は白髪さんに直接言ったし



「メガネさん、売り上げは上げるけどその分1件に1時間以上かけてるから予定組まれへんねん」

と聞けばメガネ君にもどんな仕事をしてるのかを何度も問詰めては、何度も泣かせた。



「下らん事でグチグチ言うて腐ってんのは勝手やけど言われた仕事位はまともにしろや!!

伸びようとする人間の足引っ張んな!!

腐りたかったら一人で腐れや!!」

何度そう言って怒鳴ったかは分からないし、きっと数え切れない。



全てはAの成長を阻むものを排除する為に。

そして私自身も仕事をしに来て仕事をしないのであれば、そんな人間に用はない。



例え人手が減ってどんなに大変になろうとも

然るべき事をしない人間の手を借りたいとは思わない。



それは社長も同じ考えで、例え私が吠える事で人手が減ろうともお咎めはしないとも言ってくれていた。



多分この頃が私が会社で一番吠えていた時で



「優花ちゃんが会社を出た後はパートの人達は仕事をしない」

と聞けば吠えるし



「事務所は優花ちゃんの書類を用意したら、後は自分達の書類は後回しで仕事をするからいつまで経っても出発出来ない」

そう聞けばまた吠える。




Aの出来ない理由にはいつも「誰か」がいて

その「誰か」と話をするのはいつだって私。



勿論、そんな日が何年も当たり前に続く訳はない。




だって私は大阪毒暴露の優花だぜ!?

m9(^Д^)プギャー





Aはこの時から静かに

自ら自分から地獄へと向かって走っていた事に

未だに気付いてはいない。