私、優花
基本泣かないぉ!!(・∀・)
旦那の通も私が泣くところとか、見た事ないんじゃないだろうか‥??
情けなくて、痛くて。
悔しくて涙が出た。
「痛い?どうしたの?
腕、痛いの?」
私「腕とかじゃなくて、森野さんがそんなんしてんのが本間に嫌や。
本間に止めて欲しいねん。
本間に嫌やねん」
言ってる事が無茶苦茶なのは分かってる。
そもそも私が何も言わず、そっとAから離れれば良かった。
私の招いた結果が「今」でしかない。
分かってる。
分かってるけど
だからと言って「これが結果だ」とは受け入れられない。
私「本間にごめん。
お願いやから本間に止めて」
「‥なんで泣くの」
森野さんはそう言ってAの腕を離した。
「腕、痛いでしょ?」
私「痛くない」
「怖かったでしょ?」
私「怖くない
森野さんが何かする方がよっぽど怖いし、そっちのが痛い‥」
森野さんは
「バカじゃん」
と言って、ダウンをくれた。
「A君の話は後でね。
おいで、優花さん」
森野さんは私を喫煙所に連れて来てくれた。
多分ダウンをくれたのは誰かと顔を合わせた時に、泣いてるのが知られない為だろう。
私がやると、半容疑者だけどなwww
m9(^Д^)プギャー
喫煙所には基本的には人は来ない。
煙草吸う人が少ないから(*´・д・)(・д・`*)ネー
「泣き止んだ?」
私「‥‥泣いてないです」
「嘘、泣いてたでしょ?」
私「‥‥‥気のせいでしょう」
うん。
「はい」とか言える女じゃねぇwww
「ハハ!やっぱり優花さんだね!!」
そう言って小さく溜息を吐いて
「‥で、どうしてこうなったの?」
と聞いた。
「両腕、見せて」
私が片付ける為に車に戻ると、Aが来た事。
「話がある」と言われたけど、私が聞き入れなかった事。
「ちょっと押さえられただけじゃないね?
腕抑えられてから何の話をしたの?」
そこまで分かるのか‥。
私はAの不可解な夢の話、偏頭痛があるらしい事を話した。
森野さんはずっと私の手首を確認している。
「旦那さん、これ見て大丈夫なの?」
‥‥‥そこな。
私「殺しに来るね」
「だろうね」
そうか。
森野さんも自分の奥さんがされてれば、多分泣こうが喚こうが骨位は軽く逝ってたんだろうな(´・ω・`)
やっぱり男は強い。
森野さんは少し黙って
「泣かせちゃってごめん」
と言った。
謝るのは私なのに
「喧嘩するな」って言われてたのに
どこまでも大人だ(´;ω;`)