Aのお山が一斉にクビになった時を覚えているでしょうか?
狙ってないんだけど、これはあの話の裏側になります(・∀・)
(●´艸`){文中にリンクは貼ってあるぉ♪
「今月いっぱいで取り引きがなくなる」
朝礼でそう発表された。
当時の会社の半分を占める得意先だったけれど
「ミスが多い」
と言う理由だと言う。
「前々から社長も言われてて、ずっと引き止めてはいたんですが..
最近本当にミスが多かったから、これはその結果ですね」
そうか。
だから社長は企業の売り上げを上げた私を異常に褒めてくれたのか。
取り引きを失うと言う事は会社にとっては大打撃でしかない。
だけど社内から聞こえる声は
「忙し過ぎたから少し位減って丁度いい位やろ♪」
「これで仕事が減って楽になるな」
そんな、取り引きが無くなった事を喜ぶ言葉ばかり。
うん。
バカなんだな?(・ω・`)
仕事が減って楽になる?
忙し過ぎたから減って丁度いい?
ヾノ・ω・`)イヤイヤ
そんな事、今に言ってられなくなるよ?
会社の売り上げの事なんか、私は知らない。
私には分からない。
だけどこんな私でも見てれば分かる。
取り引きが無くなった企業からの仕事がどれだけの割合を占めていたのか、位。
間違いなく、今の人数は必要なくなるだろう。
リストラってやつだな(・∀・)
私は大丈夫。
リストラされない自信しかないw
メガネ君もこの時は支店立ち上げの為に愛知に行っていたから、恐らく大丈夫。
リストラされるとすればA以外の3人の内の2人だろう。
Aは正社員だから(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
だけどAが今のままだといくら正社員と言えども、今後も大丈夫だとは限らない。
私「今の仕事の仕方やといつか足下すくわれんで?」
Aに対してこう言ったのがこの時の話で
あの時はこの話をする予定もなく、とりあえず「たまたま」でまとめたけれど
たまたまじゃなく、ちゃんと根拠と理由はあったんだわ(*ノωノ)
楽観視していたAはそんな事に気付く事もなく
労働者は労働基準法によって無条件に守られているものだと、中途半端な知識を信じて疑いもしていなかった。
労働基準法は労働者を無条件に守る為にあるものじゃない。
今まで労働基準法を声を大にして掲げ続けた人達は、仕事の縮小と共に最も簡単に社長によってクビを言い渡された。
Aは今まで自分が正しいと思っていた人達がリストラの対象になる人達だったと、この時に初めて知った。
そして人には「不当解雇だと言え」と言っていたのに、実際その時になれば誰も何も言わない事を身を持って経験した。
「優花ちゃん、社長から何か聞いてたん?
その..リストラするとかって..」
私「聞いてる訳ないやん!w
私契約社員やで?
でも聞いてなくても見てたら分かるやろ」
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
私「一生仕事があると思い込んで人任せにしかしてないから切られんねん。
社員じゃなかったら自分も多分切られてたで?
良かったね♪」
この時、会社は今までの忙しさとは打って変わって暇になった。
私は有難い事に企業と言う行き先があったけど、Aや他の人達は行く所もない。
社内の仕事をしようにもやり尽くしていたし、パートの人達の仕事を手伝おうにも仕事がない。
パートの人達でさえも午後までの勤務で、最初は
「めっちゃ楽やわぁ♪」
と喜んでいたものの、給料日になって顔色を変えた。
時間給で働く彼女達は働かなければ給料は入らない。
クビと言われなくても1人、また1人と会社を去っていった。
うーん……。
これはマズイな。