社長は私に対してすっごく甘い。
兄貴やチャラっちや企業の人達も私に甘い。
周りは言う。
「あんたは甘やかされて我が儘通せていいよな」
と(・∀・)
「それ、ウチに頂戴!!」
これが私の言う、私が上げている売り上げになる。
「は?
お前何言うてん?」
私「兄貴達が得意先に持って行く物品、ウチで用意させて下さい!!(`・ω・´)」
物品代だって馬鹿にならない。
選んでいる時間も。
私「勿論今私が適当に言える話じゃないし、兄貴も『えぇぞ』って言える話じゃないから
私帰ってちゃんと社長に話通して会社として提案させてもらうから、話聞いてもらえません?
私、その仕事が欲しい!!」
兄貴は煙を吐きながら
「お前会社辞めてウチ来いやw
お前ん所の社長にも前から優花くれや言うてんねんけどアイツも首縦に振りよらんからのぉ!」
と、笑って言った。
私「私みたいな問題児抱えたら大変よ?
あ、兄貴も言うても問題児か!!
何を言うてもスキンヘッドやもんね!ww」
うん。
言いたい放題ww
m9(^Д^)プギャー
「俺等に首縦に振らせたいんやったら中途半端な提案すんなよ?
仕事が欲しけりゃ盗りに来いやw」
私「上等ッ!!」
私は会社に帰って早速社長に提案した。
彼等の持つ営業の得意先の多さ、そして人数。
何よりも彼等は結果を出す。
書類に印鑑を貰う時に手ぶらで行く営業の人間なんていない。
誕生日となれば小さなものでもプレゼント。
私は女だから営業の仕事をしていた時には、バレンタインには毎年2000個のチョコをバラ撒き用に用意していた。
これがすーーーーっごく大変で┐(´д`)┌
手間暇かけたらかけただけ、結果が出るから出来たんだけど
だから営業は楽しい(*´・д・)(・д・`*)ネー
その手間暇を私たちが代わりに担う。
私「兄貴とかやったら私直接話すし細かい事も聞けるから、企業にとっても悪い話じゃないと思うねん!!
選ぶ手間とか時間とかが省ければ企業の人達も1件多く営業に出れれば、その分結果も上がる。
そしたらウチの商品も多く出る。
どう!?いい事しかなくない、社長!?」
社長と専務はただ黙って私の話を聞いて、2人で顔を見合わせた。
「お前その話どっから持って来たんや?」
どこから?(・ω・`)
私「そりゃ企業からよ?
兄貴と煙草吸いながら話してたら思い付いた。
んでよくよく考えたら企業の人達でも得意先多い人多いし、役に立つんちゃうかな?
って思って!!
あかん?(´・ω・)」
やっぱり私の思い付き位じゃダメなのかな?
そうだよな。
会社だもんな(´;ω;`)
そんな私に社長は言った。
「ちゃんと説明してみろ」
専務は言った。
「優花ちゃん、何でその仕事をしたいん?」
と。