もっと早く知っていたらもっと何か出来たかも知れない



きっと人はそうやって後悔を重ねながら成長して行くんだと思う以外に他はない(´・ω・`)







事務所に入ると専務の姿も森野さんの姿もなかった



森野さんも専務も、電話をしても出なかった



私が電話をした理由も、恐らく2人も分かっていたんだろうけど



私「何がどうなって今こうなってるんか、誰が最初から説明出来る?」



まるでお通夜かと言う位に暗い顔をした事務員達



「社長、本間に酷いんですよ!!」

「森野さん、何も悪くないんですよ!?」

「こんなんどうしたらいいんですか!!?」



うん



一斉に話し出すんじゃないwww



私「話は聞くから、その前にまず聞かせて

誰か説明出来る人居てる??」



とは言っても全員が全員興奮している



「優花ちゃん、私が話すわ

でもごめんやねんけど表出てもいい?」



私「聞かせてくれるならどこでもいい

とりあえず佐藤さん、ちょっと借りるから悪いけど頑張っててね」



私と事務員の佐藤さんは喫煙所に向かった



「説明するって言うたって私も本間はよく分かってないねやん」



私「うん、知ってる

見てたら分かる

佐藤さんしか話せる状態の人、居てないっしょ」



佐藤さんは事務員としては新しいけど元々は倉庫内の仕事に従事していて、勤めている歴はそこそこ長い私の10歳上のパートさんで



まぁ



結構喧嘩した(ノ∀`)タハー



「一生懸命やってるやん!」



私「一生懸命やらんでいいからきっちりやってや」



「頑張っても出来ひんもんはしゃーないやん!!」



私「頑張って出来ひんなら頑張り方変えて出来るように頑張れば?

どうしても出来ひんなら、私仕事代わるけど!?」



「そう言う問題ちゃうやろ!?」



私「じゃあ何が問題?

その問題点今全部上げてみぃや!?

全部の打開策出してくるからさぁどうぞ!??」



うん(・∀・)



私酷いなwww

m9(^Д^)プギャー




でもそんな喧嘩をしていたって普通に話せるものでw



「優花ちゃん、何とか出来そう?」



私「こればっかりは分からん┐(´д`)┌

全部が全部、突拍子もない事だらけやもん」



「せやんなぁ‥

私もやねんけどな?」



私「知ってるww

んで、何があったの?

何で森野さんが事務所出て、止めに行った専務まで辞めてくんの??

とりあえずあった事だけ、流れだけでもいいから教えて」



そう言うと佐藤さんは順を追って話し始めた



そして最後に私に聞いた



「優花ちゃん、あの下田って何なん?」 と