「何があったか?」の話の場合、全体から話を聞かなきゃですよ(・∀・)
っても私、過去にそれが出来なくて色々失敗してるんだけどもw
佐藤さんから聞く話の流れはこうだった
「森野さんに電話を代われ」と言われ、電話に出た事務員が森野さんに繋ぐと
しばらく黙って聞いていた森野さんが社長に対し
「言ってる意味が全く理解出来ないので辞めさせてもらいますね」
そう言って電話を切った
荷物をまとめている森野さんに対して専務が駆け寄って、そのまま事務所を出た と
私が事務所から電話をもらった時が恐らくこの時だったんだろう
森野さんは“冷静に怒る人”だ
多分それは会社内で、私が一番良く知っている
事務所の中で‥と言うか、会社の中で森野さんが本当に怒るところを見た事がある人間がいるかどうかは知らない
だけど、初めて見た人間ならビビるだろう
うん
事務所パニックの原因の一つは間違いなくここだww
そして森野さんを追いかけて事務所の外に出た専務が1人で戻り、そのまま社長に内線をかけて森野さんが本気で辞めた事を告げ、社長に対して詰めたと言う
「私もそれは聞いててんけどな、席も近いし
“森野さんが辞めたらどうなるか分かってるんですか!?”って言うてたんやけど
途中で専務もキレたんやん
んで電話切ったと思ったら『今日で辞めます』って言うて出て行ってしもてん(´・ω・`)」
うん
そこは端折るなwww
私「専務と社長、何て話してたん?」
「そこはなぁ‥聞いててんけど話が分からんから説明が出来ひんねん
でも会話の内容的に分かったのが、多分下田さんが噛んでるんやとは思うねんな」
うん?
「元々は下田さんの書類の出し方から始まった事やねんよ、これ」
うん??
私「下田の書類って何?」
聞くと下田が事務所に回した顧客の書類が読み取れるものではなかったとだと言う
2月と8月は繫忙期だと言われて、正にその繫忙期の真っ只中にいる中、流石に8月に読み取れない書類の1件1件に電話確認する余裕もない
「書類が読めないから整備して出してくれ」と専務が言うと、下田は
「いや、それをするのが仕事ですよね?」と専務に言った
専務はそこに対して
「自分が取ってきた仕事でウチを外注やとしてるんやったら、それは外注に発注する側が分かるように発注かけるのが当たり前やろ?
で、悪いけどウチはあんたの外注先じゃないから
ウチの子の手をあんたのずぼらで手を煩わせんとってくれへん?
ウチはあんたに仕事貰ってるんじゃないから」
専務はそう言い放ったらしい
うん
専務大好き(*´д`*)
だけどその事があってから事務所の中はおかしくなって
「優花ちゃん、森野さん担当に戻ったん知ってるやろ?」
私「知ってるも何も社長に言うたん私やから、私当事者やでww」
そう言うと佐藤さんはかなり驚いていて
「そうなんや‥‥」
そう呟いた後で、佐藤さんは言った
「それやったら優花ちゃん、本間に嫌な気になると思うけど
それからやねん、森野さんいびるみたいなんが始まったの」