世の中にこんなに似ている人物が存在するのだろうか‥‥



本気でそう思う程に、Aと加賀美君は似ていた







私が初めて加賀美君の同行をした日の夕方
メガネくんと白髪さんはニヤニヤと笑いながら私に近付き、こう聞いた



「加賀美君、どうやった?(・∀・)」



私「どうもこうもあるかぃ!!
お前ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ煩いねんって言うてもうたわ!!」



「やっぱり?w
いやA君と白髪さんとも言うとったんやわ

優花ちゃんキレてまうん違うかな? ってw」



うん



男のクセに井戸端会議の時点で情けねぇけどな



Aは少し離れた場所で話を聞いていた



私「つーかあの子さ、めっちゃAに似てない!??」



突然何を言いだすんだと言わんばかりにメガネ君も白髪さんも



「いやいやいやいや!似てないよ!!」

「優花ちゃん、それは流石にA君に失礼やで」



いやいや



お前の方が加賀美君に対して失礼だよ



加賀美君は前職、営業の仕事をしていたとの事

退職の理由は“上司が変わってからいじめみたいになったから”だと言う



Aも前職は営業の仕事をしていたらしい



(・∀・){因みに私もバリバリこってこての営業の仕事ww



私も営業の仕事をしていたから分かるんだけど
「成績が上がらなくて不当な扱いを受ける」と言うけれども



そもそも営業の仕事は営業する事ではなく、あくまでも成果を上げる事が仕事だ



今まで働いてきた中でも言う人間はいつも言うが



雇い主からすれば不当に給料を受け取っている人間でしかないだろう



営業の仕事なんて仕事をしているかしていないかなんて成果を見れば一目瞭然で
営業の仕事に就いていながら成績を上げないのであれば、それは会社も上司も関係なく、自己の責任でしかない

それが営業と言う仕事だ



Aは言っていた



「成績が上がらんからって聞いてた出社時間よりも早く出社せなあかんくなった訳よ

どこの世界でも社員ってそう言う不当な扱い受けなあかんのかも知らんけど?
今の会社でも出社時間の2時間前出社やし┐(´д`)┌

出来る人間はどんどん社用車とか与えられて成績上げれるけど、そんなんもない人間は朝5時に出社して帰るん夜中の0時とかになる訳よ」



この時、Aは私が前職になにをしていたのか知らなくて



私「朝5時に出社して夜中0時って何すんの!?(゚Д゚;)

そんなに準備に時間かかる!????」



「そんな時間に行けるところなんかないのに、本間に会社が常識なかってん

えこひいきが激しいところやってんな

そんなん言われへん人は言われへんし5時に帰ったりもしてたしな!!」



‥‥‥(;・∀・)



私「成績上げてたん??」



「だから上げられへんねんって

会社がアホでポスティングでもして来いとか、本間無駄な仕事ばっかりさせようとするし

営業の仕事なんか、あんなん上司に気に入られるかどうかの運次第やねん」



うん



そもそもを履き違え過ぎていて何とも言えねぇwww