Aは自分で居場所を無くしている。



それは誰がどうした話ではない。



自らが知らずに選び続けた結果である(・∀・)







時間は22時を過ぎた頃。



こんな時間に社長から着信があるなんて珍しい。

まぁ大方今日の予定の話だろう。



私「お疲れ様です」



「おうお疲れ。

悪いな、こんな時間に。

今大丈夫か?」



私「大丈夫ですよ。何かありました?」



社長はいつでも単刀直入で回りくどい言い方は一切しない。



社長は言った。



「明日から、予定はお前が組め」



と。



私「あー..もういいですかね?」



今まで何年も私は予定を組むと言う仕事を断り続けてきた。



今まで何度言われたかは分からない。



だけど社員の予定を契約社員の私が立てるようでは、会社としてどうなんだ? と言う考えもあるし



私は実際「やれ」と言われれば出来る。



だけど私が予定を立てる事を引き受けてしまえば、きっと社員であるAやメガネ君や白髪さんの成長を妨げる事になる。



それが分かっているから断り続けてきた。



予定を立てる と言う事は、その日の会社の流れを決定する と言う事でもある。



それだけ責任もあるし、社員である男性達には責任感を養って欲しかったからだ。



でも社長は言う。



「いいからお前がやれ。

バチッと予定組んでアイツ等を黙らせてやれ。

やれば出来るってな。

出来るか?」



何かあったんだな(´・ω・)



これは確実に社長をキレさせる何かがあったんだわw



私「私を誰やと思ってますか?

出来ませんとは言わんでしょう。

出来んかったら出来るようになるだけッスよ」



(๑•̀ㅂ•́)و✧



私「でもいいんですかね?(´・ω・)

私、契約社員ですよ?」



私がどこまでも気にするのはここで。



社長は



「構わんよ。

好きなようにやれ」



と言ってくれた。



私「分かりました。

私容赦ないから脱落者が出たらすみませんww

そん時は後は頼みますm(*_ _)m」



そう言って電話を切った。



明日から私が予定を組む。



私のやり方はAとは180度違う。



私は準備が出来るまで待って、会社を出るなんて甘いやり方はしない。



提示した時間までにキッチリ仕上げてもらう。



Aはパートの人達の機嫌を伺いながら、尚且つ私達には「よろしくお願いします」だけど私は違う。



「〇時までに仕上げてもらうんやからキッチリこなして来い」



スパルタ方式極まりないww

m9(^Д^)プギャー




私は仕事をしに、会社に来ている。



「好きにしろ」



そう言われた以上、仕事をさせてやる。



勿論Aも。



Aが言った「やります」は会社に残ってパートの人達や会社全体の指示を取り、士気を上げる事。



それをいつまで経ってもしないのであれば





強制的にさせるまでだ。