今更ではありますが



私、優花は鬼です!!(・∀・)







立っているAを見て森野さんは



「自分は戻るけど、優花さんは話を聞いてあげな?」



と言った。



「A君は威圧的な態度を優花さんに取らないように、ね?」



そうAに釘を刺して喫煙所を後にした。




Aは黙ってただ、立っている。

罰が悪そうに、ただ黙って。



私は煙草に火を点けながら



“本当、どっかの誰かにマジでそっくりだわ‥”



ただ、そう思った。



私「何なん?

何か私に用でもあんの?」



「‥‥‥森野さんと何の話をしてたんでしょうか‥?」



この期に及んでも所詮AはAで。



私が何て言うのかの様子見をする。



自分から動くんじゃない。



人が動いた結果で自分の出方を変える。



私はAのこう言うところが嫌いだと言うのに。



私「別に私が森野さんと何の話をしようが関係なくない?

強いて言うならお前が言うた

“森野さんが言うた事”

を直接聞いただけやけど、それが何か!??」



「森野さんは何て言ってましたか‥?」



あ―――――――――!!もう!!!!!

マジでイライラする!!!!



私「そんなに気になるんなら森野さんに直接聞いて来いや!!

つーかお前が話した内容やっつってるやんけ!

本間にしつこい。ガチでウザい!!!!」



気になる事があるなら自分で聞きに行け。



私の性格なら直接本人に話をしに行く事なんて、会社の中にいる人間の全員が知っている。



元々会社の中でそれを誰よりも分かってるはずなのはAなのに



何なんだ、コイツは。



私「もういいやろ?

お前と話す事とか本間に無いわ。

失せろバカが!!」



そう言って喫煙所を後にしようとした時

Aはまた泣きだした。



「何でそんなに森野さんばっかり庇うん!?」



‥‥‥‥。



は??(゚д゚)



「いつもいつも森野さんばっかりで‥

森野さんやからって許されて、全部こっちのせいにしてるやん!!!!」



いやいやいやいや‥。



Aは何の話をしてるんだろうか?



私「は?

あんた何言うてんの?(´・ω・`)」



Aがいっぱいいっぱいなのは分かる。



“無視される自分”を受け入れられないんだろう。



「ならやれ」。



それ以外の言葉はあいにく私には持ち合わせていない。



Aがいっぱいいっぱいだろうが

術を提示しているのにも関わらず、実践しないAに対してかける労いの言葉なんて私にはない。



私「森野さんは結果を出すし、人の事は悪くは言わん。

私は人の事は言うけど結果も出してる。



あんたは結果を出しもせんとただ人の事言うてるだけやん。

それで森野さんと同じ扱いしてくれっておこがましいにも程があるやろ」



うん(・∀・)



もう一度言います。





私、優花は鬼ですwww