私、優花は相手が泣こうと容赦はしません(・∀・)
泣くだけだったら誰でも出来る。
Aはただ泣いて。
「森野さんがおるから‥‥」
そう嗚咽を漏らしながら言った。
私「は?森野さんがおるから?
やったら何なん?
あんたがやらん事と森野さん、何の関係もないやん」
私は短くなった煙草を灰皿に押し付けて火を消しながら言う。
私「つーかお前、いい加減にしたら?
こうなってんのはあんたがあの日
“森野さんにはまだ早い
自分がやります”
って言うたから。
それでもあんたが然るべき事をしてないから。
森野さんは一切関係ないからな」
泣いてるAを見てると本当にイライラする。
私だって別に言いたい訳じゃない。
だけどAは自分からやると言った事に対して何もしないで、常に出来ない理由を誰かに重ねて逃げている。
自分は泥除けを持って汚れないように身を守っては、人が泥を被って得た結果だけを貰おうとする。
お前はあの日、自分が泥を被る側の人間になると社長に公言したんじゃないのかよ。
もうこんな話もいい加減うんざりで..
あ。そう言えば
私「あんたさ、結局森野さんに何を言われた?」
森野さんから話は聞いた。
だけどAは“私の事で注意をされた”と言った。
一体どんな言い方をしたんだ??
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
「森野さんからは..?」
私「大体は聞いた。
どんな言い方したかまでを聞いてないから、今はそれを聞いてる」
「だから..
今のままやと優花ちゃんはずっと怒ったままやって..
男やったらいつまでも不貞腐れてんなって..」
何だ、それ?
私全く関係なくないか??(;゚Д゚)
私「ちょw
お前それ、私がどこに関係してんの?
え?何で私はキレられたん!??」
ガチで意味が分からない。
森野さん、結構普通な事言ってくれてるだけなんじゃないの??(´・ω・)
寧ろ私からしたら有り難いよ。
そうだよ、A。
不貞腐れてないで頑張れよ!!w
(。_。(゚д゚(。_。(゚д゚ )
しかしAの思考回路は私、優花とは作り自体が違っているようで
「何で森野さんに優花ちゃんの事言われなあかんの!?」
うん。
そこ?Σ(゚д゚;)
いや、そんなの森野さんがいい加減見兼ねたんだとしか言えねぇよ。
つーか普通にお前、見兼ねられる位腐ってるんだよ。
気付けよ。
「そんなん森野さんから優花ちゃんの話されたら何かあるんかな?って思うやん!!」
いやいや(ヾノ・∀・`)
思うやん!!じゃねぇよ。
私「は?
あんたのそんなしょーもない理由で私、森野さん呼び出したって事?
ガチで言うてる?
これ、森野さんじゃなかったら喧嘩もんやぞ!?」
もしかしてコイツ、本当に今まで……
Aは言う。
「喧嘩したら良かったんやん!
そしたら森野さんと喋らんくなるんやろ!?」
うん。
殴っていいよね?|д゚)