遂に私、優花



社長直々に「Aに対して口出し禁止令」が発令されますた(・∀・)







正直こんな下らない話し合いなんてさっさと終わらしたくて



そして今ここにいる誰もが思っていただろう。



「やっと終わった」と。




私は帰って通のご飯を作らなきゃならないし



メガネ君も白髪さんも、森野さんもまだ仕事がある。



社長にしたって遊びに会社に来ている訳じゃない。



仕事をしに、会社に来ている。



誰もが忙しい中、お前の下らなくて無責任な発言のせいでこんな時間を取られていると言うのに



それでもまだ尚ぶり返すのか。



上等だよ。

瞬殺で泣かせてやるからかかってこい。




「どうせ白髪さん達にだって私が予定取るように仕向けたんでしょ!?

私を陥れる為に!!

社長、この人はそう言う人なんですよ!?」



私「….で?



「否定しないって事は認めたんですね!?

社長、この人には始末書は書かせないんですか?

やってる事無茶苦茶なんですよ!??」



私「……で!?



「で..って..。

だから..!!

人を陥れる人間には罰はないんですか!?」



うーん(´・ω・)



コイツは一体何故ここまで支離滅裂な事を平気で言えるんだろう?



どうせ泣くクセに。



つーか、被害妄想が日に日に半端ないけど大丈夫か?



私「例えば私がお前を陥れる為に仕向けたとして

それはどうやって?」



「どうやって?って..

そんなん本人が一番知ってるんじゃないんですか!!!」



そんな下らん事、知ってるも何も考えた事すらねぇよww



私「100歩譲って私が仕向けたとして

それに対して動いたのはお前らよな?

実際森野さんは虚偽の報告に加担してないし」



(*´・ω・)(・ω・`*)ネー



「また森野さん..!?」



私「“また”も何もそう言う話やろ。

自分が始末書書く事になったのは私に陥れられたから?



他の誰に何を言われても森野さんみたいにきっちり断れば良かっただけの話やんけ。

訳の分からん被害妄想で責任転換してんちゃうぞ!

全部お前らの自己責任じゃ!!」



「そんなん陥れられてるって分かってたら..」



私「また“たられば”話かよ!!ww



ああしてくれたら

こうしてくれたら

あれしてくれたら



ばっかりで本間にいつまで経ってもどこまで行ってもA様やのぉ!?

お前は何一つ出来ひんまんまで周りが何かをしてくれるんを待ってるだけで

そんなんやからいつまで経っても売り上げも上がらん、在庫も合わん、誰もお前の言う事に耳も貸さんのじゃ!!



お前のレベルがショボ過ぎるから周りもそうなるって事にいい加減気付けや!!」



類は友を呼ぶとはよく言ったもので



同じ考え、同じレベルの人間が周りに集まるのは当たり前の事。



Aにとっては都合のいい事であっても、虚偽の報告をする事自体がそもそもおかしいんだけど



誰もが“これは間違っている”と気付かないまま



もしくは気付いていても



「これは仕方のない事だ」



と、目を背けた結果でしかない事だとしか私は思わない。



Aはまた



「全部、何もかも!!

俺が悪いんやろ!?

俺だけの責任なんやろ!!!??」



そう発狂し、壁に頭を打ち付けた。



え?これ私の責任なの??(´・ω・)



誰の責任って



てめぇだよww



私はAのこの姿は見慣れたけど、社長や森野さんが見るのは初めてで



「Σ(゚д゚lll)」



せっかく社長が話をまとめて終わらせたのに



始末書を書くのが嫌なのか、本気で陥れられたと思っているのか



どちらにせよ、頭を壁に打ち付けるAのパフォーマンスは



“自分はここまで優花に追い詰められている”



と言うアピールでしかない。



本当、面倒臭い男だな。



私は壁に頭を打ち付けるAの髪の毛を掴んで、フルスイングでAの頭を壁に打ち付けた。





ん?



手伝ってやっただけですが何か?(゚д゚)