森野さんは素敵に無敵です。



が、それは私にとっての森野さんであって



Aにとってはストレス材料なだけのようだ(・∀・)







私が予定を組むようになってから1週間が経った頃

喫煙所で煙草を吸っていると森野さんがきた。



私「お疲れ様でーす」



「お疲れ様です♪

優花さん、予定を組むのは慣れましたか?」



私「まぁ慣れたっちゃ慣れたけど

実際やってみたらまだまだ考えなあかん事が多いッスねぇ(´・ω・)

森野さんはどう?

今までより件数多いけど、大丈夫?」



「自分は大丈夫だよ♪

それより優花さん大丈夫なの?

件数多く取りすぎじゃない?」



私「私は大丈夫ですよ。

私やしww

今はAが不貞腐れまくって訳の分からん事触れ回ってるけど、そもそもAをいつまでも出してたらアイツ

自分でやるって言うた事、いつまでもせんまんまやからね

落ち着いたら話しよかな?と。

話になる気がせんけどねw」



Aがただただ一週間



「自分は仕事を取られた」



を言っていたのは予定を組むだけじゃなく、外回りの事もAは指していた。



うん。



強制的に社内に残らせるww

m9(^Д^)プギャー




仕事を取ったんじゃなく、Aがやると言った事に対しての然るべき措置なんだけどw



「また喧嘩しないようにね?」



私「喧嘩になるならまだいいですけどね。

話にすらならん時しかないですからね。最近」



┐(´д`)┌



「あんまり優花さんも無理しないようにね?」



森野さんは優しい(´・ω・)



私「何かをしようとするなら多少の無理は必要です!(`・ω・´)

ま、慣れるまでですけどね」



私、優花は何か新しい事を始めようと思う時

大変なのは慣れるまでの税所だけだと思っています(・∀・)



「ハハハ!流石です♪」



森野さんとは大体1日に1回、時間が合えばこうして5分程度話をするだけだけど



その5分の積み重ねだけでも言いたい事は分かってくれるし、言わんとする事も分かってくれる。



Aは1日に5分どころじゃない。

必要があれば2時間だって3時間だって話をして来た。



元が

「世の中には労働基準法って言うものがあるねんな♪」

なんて言うバカだからw



言われた仕事をただただこなすだけではなく、出来る事は出来る限りで一生懸命にする。



売り上げは特に会社側からは何も言われていた訳ではないけれど

どうせついでで出来る事であれば手当が付こうが付かなかろうが、出来るのであればやった方がいい。



自分に手当てが付かなくても会社の利益が増えれば雇用は少しだけであっても安定する。



1人1人がそう言う意識で仕事をすれば、会社の利益は確実に上がる。



そうなれば最終的に自分たちに返ってくるんだ、と。



会社が従業員を雇用するにあたって責任があるのと同様に、働く従業員にだって責任はあるし

雇用を会社任せにしなくても自分たちで守る事は、例えそこに限界があったにせよ不可能ではない と。



何年も話をしていたのにも関わらず、Aは自分が変わったと思いながら

結局根底は何も変わらずにいて




「森野さんに一体何を話したんですか!!????」




翌日、半狂乱になったAから電話があった。