私は私の望む環境で仕事がしたい。



私の望む環境は



しない・やらない・出来ないを言わない環境



私は無理だと思おうが頑張って

出来ないと思っても何とかして

「こんなに頑張ってるのに」との驕らずに、一生懸命仕事をする。



そして帰り際に心から「お疲れ様でした」と言える環境。



それが私、優花の仕事をする上で望む環境であり



そう言う集団以外に興味はない(・∀・)







誰も何も出来なかった。

しなかった。



そんな中で森野さんだけが、私と専務に直接手を差し伸べてくれた。




私「本間に世話の焼ける専務でんな!!(# ゚Д゚)」



「アハハ(ノ´∀`*) ごめんごめんw」



私「軽いな!!Σ(゚Д゚)」



こうして笑えるのも専務が頑張る事を決めてくれたお陰だ。



私「専務、ありがとね(´・ω・`)」



本当、ここ数日は疲れた。



精神的に。



私「つかさ、森野さんって専務になんて話したの?( ゚Д゚)

聞いても全く教えてくれへんのだわ」



一番気になる(*´・д・)(・д・`*)ネー



だって森野さん、私が「振られた事ない」って言った事覚えてて



私「結局なんて言うたんな!??(゚д゚)」



そう聞いても



「別れたくないって泣いて悲願した!」



うん。



バカかwww



「何なん、それw

森野さんそんな事一言も言うてへんし!!」



私「分かってるよ!!ww

つーかあの人、バカやんw



‥‥で、森野さんは何て言うたん?」



私は森野さんの発言なんてどうでもいい。
(こんな言い方は違うんだろうけど)



私が知りたいのはたった一つ。



森野さんの「何」が、専務を動かしたのか?

それだけだ。




森野さんはあんなに泣いていた専務の涙を止めた。



崖っぷちどころか、最早飛び降りていた専務の腕を掴んで引き上げた。



私がしていた事は落ちていく専務に

「専務ー!落ちないでーーーー!!」

そう叫んでいたようなものでしかなくて



うん



落ちないで!!

じゃねぇ!!

(ノД`)・゜・。




専務は溜息を吐いては一人で考え込んだ。



だけどその顔は笑っていて



よっぽど嬉しかったんだと



よっぽど心強い言葉を森野さんはくれたんだな‥と



専務から聞かないまでも理解が出来た。



専務はゆっくり息を吐きながら



「やっぱり森野さんは森野さんやわ」



と。




森野さんはどんなに忙しくても、自分が休憩出来なくても帰れなくても何も言わない。



森野さんの仕事量が人一倍どころか、人の三倍でも‥だ。



私はそんな森野さんが好きだし、だからこそそれ以上に毎日1時2時まで会社に残る森野さんが心配で仕方がなかったけれど



専務は言う。



「森野さんな

“自分がやります”って言うてくれてん」



と。



「今の仕事量だけでも人より多くて申し訳なくて、それも辛かったんやけど‥

森野さんな?



“どうして自分に仕事教えてくれなかったんですか?

待ってたのに”

って。



私笑ったわww」



‥‥だろうな。



誰もが不満だらけの今の状況で



誰もが全ての不満を社長ではなく、専務にぶつけた。



板挟みの状態の専務を、森野さんは自分も挟まれる事を買って出た。



そして専務に言って見せた。



自分にはまだまだ余裕がある と。



私「本間、どこまでも強気やな!!w」



「なぁ!???www」



ちくしょう‥。



カッコいいな(´・ω・`)



私には言えない。



会社を地球に例えるならば

同じ地球に居たとして、専務と森野さんは同じ日本に居る。



私はアメリカに居るようなもので



同じ会社‥同じ地球にいたとしても、私には専務や森野さんのいる日本の事は近いようで遠くて分からない。



だけど森野さんは同じ事務仕事を手伝っていて、専務の負担を直接軽減させる事が出来る。



うん。



敵わない┐(´д`)┌



そう言う私に専務は言った。



「何言うてんのw

遠くないやん!



森野さんが言うたんやけど

“一人の為に十何人敵に回してでも吠えてくれる子、泣かしちゃダメだよ”

って。



森野さん名前出さんかったけど、これあんたやろ?w」



うん?(・∀・)



多分違うwww

m9(^Д^)プギャー